【海外着信】不審な国際電話を見分ける方法!詐欺の手口と対策

海外からの不審な着信が増えているって、ホントに困りますよね!スマホに突然「+81」以外の見慣れない番号が表示されて、出るべきかどうか迷った経験はありませんか?

実は2025年に入ってから国際電話を悪用した特殊詐欺が急増しており、総務省も6月10日に専用の相談センターを開設するほど深刻な状況になっています。一方で、海外からの着信がすべて詐欺というわけではなく、正当なビジネス連絡や知人からの電話の可能性もあるため、適切な見分け方を知っておくことが重要です。

この記事では、海外からの不審な着信を見分ける具体的な方法から、万が一の時の対処法まで、最新の情報を基に調べてみました!

海外からの着信に隠されたサインと見分け方

海外からの着信を見分ける最も分かりやすい特徴は、電話番号の先頭に表示される「+」記号なんです。この記号が付いていれば、それは国際電話であることを示しています。

日本の国番号は「+81」なので、それ以外の番号、例えば「+1(アメリカ)」「+44(イギリス)」「+86(中国)」などが表示されていれば、海外からの着信ということになります。ただし、最近の詐欺グループは巧妙で、様々な国の番号を使い分けているようです。

実際に、2025年3月の統計では迷惑電話番号として新たに登録された番号の76.8%が国際電話番号だったという報告もあります。これって、思った以上に多いですよね(驚きました)。

見覚えのない国番号の確認方法

着信があった時は、まず国番号を確認してみてください。一般的でない国番号や、普段関わりのない国からの着信は詐欺の可能性があります。

特に最近多いのが「+1(北米地域)」「+979(国際プレミアムレート)」からの着信で、これらは警察や通信事業者を装った詐欺によく使われているらしいです。

急増する国際電話詐欺の実態

2025年の特殊詐欺の約6割が「+」から始まる国際電話によるものとされており、その手口も年々巧妙になっています。代表的な手口をいくつか見てみましょう。

最も多いのが「国際ワン切り詐欺」です。これは着信音が1回だけ鳴って切れる「ワン切り」を行い、着信履歴を残すことで折り返し電話をかけさせる手口です。折り返すと高額な国際通話料金が発生し、その一部が犯罪グループに流れる仕組みになっています。

実際に、去年の夏頃だったかな、知り合いが見慣れない「+」から始まる番号に気になって折り返したところ、後から通話料の請求で驚いたという話を聞きました(本当にあった話です)。

架空料金請求詐欺の巧妙な手口

もう一つの代表的な手口が「架空料金請求詐欺」です。大手通信会社を装って「料金の未納がある」「サービス停止を行う」などの自動音声を流し、不安を煽って金銭を要求します。

中には電話番号の末尾に「110」を付けて警察を装うケースもあるようで、かなり巧妙になってるみたいです。

不審な着信を受けた時の適切な対処法

まず基本的な対処法として、見覚えのない国際番号からの着信には出ないことが重要です。海外からの電話が必要な心当たりがない場合は、特に注意が必要です。

もし誤って電話に出てしまった場合は、相手の話を聞かず、すぐに切ることが大切です。「あなたの情報が漏洩している」「支払っていない料金がある」など、不安を煽る言葉で信じ込ませようとしますが、電話を長引かせることが目的なので、不審だと気づいた時点で即座に切ることが重要です。

ネット上では「海外からの電話って全部詐欺なの?」という声もありますが、実際にはビジネス関連や知人からの正当な連絡の可能性もあります。ただし、心当たりがない場合は安全を優先した方が良いでしょう。

折り返し前に確認すべきこと

どうしても気になる着信があった場合は、すぐに折り返さず、まずその電話番号をインターネットで検索してみてください。詐欺番号として報告されていることが多いです。

また、正当な連絡だと思われる場合は、その企業の公式サイトに記載されている電話番号と照合することも大切です。

国際電話を安全に利用するための対策

最も確実な対策は、海外との電話が不要な方は国際電話の利用を休止することです。国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)で無料で申し込みができます。

携帯電話の場合は、各キャリアが提供する迷惑電話対策サービスを利用することも有効です。KDDIでは2025年8月から「迷惑電話撃退サービス」を6カ月間無料で提供することを発表しています。

正直なところ、完全に防ぐのは難しいかもしれませんが、基本的な対策を講じることで被害を大幅に減らすことができます。

そういえば、最近の詐欺グループって本当に巧妙で、技術の進歩と共に手口も進化してるんですよね。ちょっと話は逸れますが、昔は「オレオレ詐欺」って言葉が主流でしたが、今は手口が多様化しすぎて「特殊詐欺」っていう包括的な言葉になってるのも時代の流れかもしれません。

もし被害に遭ってしまった場合

万が一、クレジットカード番号や銀行口座の情報を伝えてしまった場合は、すぐにクレジットカードの履歴や銀行口座の記録を確認してください。そして、カード会社や銀行に状況を報告し、必要に応じて利用停止や口座凍結を依頼しましょう。

また、2025年6月10日に総務省が開設した「迷惑電話対策相談センター」(通称「でんわんセンター」)でも相談を受け付けています。

海外からの着信は慎重な判断が必要

海外からの不審な着信は、「+」記号で始まる国際電話番号という分かりやすい特徴があります。しかし、すべての国際電話が詐欺というわけではないため、心当たりがあるかどうかを冷静に判断することが大切です。

基本的には見覚えのない国際番号には出ない、折り返さないという対策が最も有効ですが、どうしても気になる場合は番号を検索してから判断しましょう。そして、海外との電話が不要な方は、国際電話の休止サービスを利用することをおすすめします。

詐欺の手口は日々巧妙化していますが、基本的な対策を知っておくことで被害を防ぐことができます。不安な時は一人で判断せず、専門機関に相談することも大切ですね。

あ、そうそう、書き忘れていましたが、最新の対策サービスの詳細や料金については、各キャリアの公式サイトで確認してくださいね。情報は日々更新されるので、最新の状況を把握しておくことが重要です。